2024年は1月の能登半島地震に始まり、さまざまな地域で大雨や洪水自然災害による被害が甚大な年となった。8月に日向灘の地震を受けて初めて出された「巨大地震注意情報」は、慣れないこともあり緊張とパニックが起こりながら、一方「防災」の意識の高まりも見受けられた。災害の後の復旧復興も大事ではあるが、常日頃からの意識改革や訓練は災害大国である日本において人命の存続にも直結し、非常に大切である。
同年海外に目を向けると4月に台湾で東部沖地震が起きた際の迅速な避難所対応には感服した。
イタリアや台湾では市民からのSNSを通じ、各団体や企業・ボランティアなどが必要な場所に必要なモノを分担して用意出来るコーディネート支援が充実している。テント・毛布・ベット・飲料・食料などが1時間以内に届けられ、2時間後には被災者の受け入れが完了する地域もある。日本は「巨大地震注意情報」が出たときでも自治体・企業の対応はバラバラだった。呼びかけが行動変容に至っていないのは、民間も同じで備蓄品の確認をしたという人も、わずか21%だった。現在の避難所対応には災害関連死に繋がりかねないと危惧せざるを得ない脆弱さがある。インバウウドで溢れかえる地域での、外国人対応も不十分だ。
内閣府では防災対策の推進地域(29都道府県・707市町村)の自治体や事業者にアンケート調査を行い、ガイドライン改訂を含め、必要な改善を進めるという。
地域それぞれの特性や財政事情などで、全てを統一規格にすることは難しいが、ライフライン企業や交通機関などの業種別に指針を策定したり、避難所開設に財政支援を受けられるような対策が国の作業部会には求められている。
また、災害時には「医療」の課題も大きな問題となる。
日常的な医師不足に加え、近年は人件費・光熱費・医薬品の高騰で、民間病院の経営困難が多発。都市部では地域医療崩壊するところが増えつつある。NP(ナースプラクティッショナー)と呼ばれる、医師の指示を受けずに自ら診察・検査・投薬などが出来る上級看護師(または特定看護師)が増えてくれることも、日常のみならず災害時に大きな役割を担ってくれるものと期待する。
救急病院はインフラと同じく重要である。国民の命を守る対策を多方面で進めていく必要が急務である。
年賀はがきによるご挨拶は控えさせていただいております。
弊社では近年の自然環境意識の高まりやデジタル環境へ移行の観点から、年賀状による新年のご挨拶を控えさせて頂くこととなりました。何卒ご理解を賜りますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
日本は世界で名だたる自然災害の多発国。地震・台風・大雨などが年間を通じて頻発している。災害がおきた時は各地で停電や断水が発生し、さまざまなトラブルが生じる。
中でも最も困るのが近年話題となっている「トイレ」の問題。電気や水がなければトイレを使うことが出来ない。食糧は備蓄があったりプッシュ式で届くこともあるし、多少の我慢も出来るが排泄の我慢は出来ず、病の引き金になりかねないことからも事態は深刻だ。
そこでお勧めなのがセイエイドーKVSコーポレーションが販売している「段ボールトイレ」。これは段ボールを椅子型に組み立ててビニール袋をセット。
用を足した後、凝固剤を入れると排泄物をしっかりと固めてくれる。あとは袋口をしっかり結んで各市町村のルールに従って処分すればOK。災害時はもちろん高速道路の渋滞中やサービスエリアの混雑時などさまざまなシーンで活用出来るアイテム。価格は、普段は逆さにすれば段ボール椅子としても使える「段ボールトイレ」にトイレ袋と凝固剤が各10セット付いて¥3520(税込み)。また避難所などでのプライバシーを守ってくれる高さ173cmの「簡易ボックス」。トイレ袋に凝固剤とお守り札が付いた「お守りトイレ」は持ち歩きやギフトにも最適。
いざという時に慌てないように、家庭に用意しておきたい話題のアイテムだ。