拝啓 春暖の候 皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
日本大震災の反省と教訓から、災害応急体制の課題として内閣府中央防災会議の対策推進検討会議では
(1)情報収集・伝達 (2)救出・救助 (3)災害医療 (4)緊急輸送体制 (5)物資輸送調達 (6)避難所運営管理 (7)広域連携体制の構築 (8)広報活動の充実 などについて緊急に整備促進すべきと提言致しました。
なかでも国や自治体を含めた防災担当者の防災に対する認識の総合的なスキルアップをはかり、防災管理のスペシャリストの養成に重点をおくべきとしています。
特に災害医療等の在り方に関する検討会では、災害時での「防ぎえた災害死」を減らすことを目標に、救護体制を指導できる救急医の養成や現実的な災害対応訓練に加えDMATの活動内容、通信機器の整備、広域搬送問題、指揮調整機能ロジスティック問題での早急に解決すべき問題点を提起しています。
今回は医療資源有効活用のイノベーションとして、防災インフラ整備促進と共に災害医療体制の一層の充実を図る観点から、<災害時の医療を客観的に、多面的に捉える>と題しまして、特別に東京大学救大学院救急医学教授で東京大学付属病院救急部長の森村尚登先生をお招きして開催させて頂きます。
また拡大版パネルディスカッションでは防災インフラ整備と災害医療について活発な討論を展開させて頂くつもりです。
公私共にご多忙とは存じますが、何卒ご出席下さいますようご案内申し上げます。
平成29年4月吉日
一般社団法人 日本医療資源開発促進機構
会 長 山本 保博
代表理事 横山 孟史
セミナー概要
開催日時 |
平成29年5月12日 金曜日 |
会 場 |
東京都千代田区飯田橋3−13−1 飯田町ビル(2階ホール) |
開 場 |
午後12時15分〜 |
開 催 |
午後1時〜午後5時 |
定 員 |
100名 |
参加費 |
2,000円 |
セミナープログラム
13:00〜13:10 |
開催挨拶
横山 孟史 一般社団法人 日本医療資源開発促進機構 代表理事 |
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13:10〜13:55 |
「災害時の医療を客観的にとらえる」
講師:森村 尚登 東京大学大学院医学系研究科 救急医学教授附属病院救急部・ 集中治療部部長 |
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13:55〜14:40 |
「災害時の医療を多面的にとらえる」
講師:野口 英一 戸田中央医科グループ医療法人 横浜柏提会 災害対策特別顧問 |
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14:40〜14:55 |
《 休 憩 》 |
14:55〜17:00 |
パネルディスカッション「災害インフラと災害医療を考える」
座 長:有賀 徹 独立行政法人労働者健康安全機構
理事長、 前昭和大学病院院長 |
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副座長:大槻啓子 三菱東京UFJモルガンスタンレー証券 シニアアドバイザー |
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パネラー:小井土雄一 独立行政法人国立病院機構 災害医療センター臨床研究部長/ 日本集団災害医学会代表理事 |
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パネラー:猪口 正孝 東京都医師会副会長/ 社会医療法人社団正志会 花と森の東京病院理事長 |
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パネラー:伊藤嘉一郎 株式会社産業経済新聞社 東京本社編集局科学部 |
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パネラー:野口 英一 戸田中央医科グループ 医療法人横浜柏提会 災害対策特別顧問 |
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パネラー:森村 尚登 東京大学大学院医学系研究科 救急医学教授附属病院救急部・ 集中治療部部長 |
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パネラー:堀 福次郎
大和ハウス工業株式会社 取締役専務執行役員 一般社団法人 日本医療資源開発促進機構 専務理事 |
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17:00〜 |
閉会挨拶
講師:浅井 謙 一般社団法人
日本医療資源開発促進機構 理事
(浅井謙建築研究所(株)会長) |
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ロビー展示 |
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