米国最新セキュリティゲートで日常的にテロ対策
近年ソフトターゲットテロと呼ばれる、不特定多数の一般人の出入りが多い場所(繁華街や観光地、コンサート会場等)を標的としたテロが世界中で頻発し、日本でも未然に防ぐことが喫緊の課題となっています。
そうした中でナスクインターナショナルが提案しているのが、入り口で危険物や危険人物をフィルターする「エントランスセキュリティ」という概念と海外で評価の高いセキュリティ製品です。
特に、米国で注目を浴びている「Evolv Express®」というセキュリティゲートはエントランスセキュリティを強化するのに有効なアイテムのひとつで、昨年末から日本での販売を開始しています。
Evolv Express®では、従来の検査のように手荷物を預けてから一人ずつ通過する必要がなく、荷物を持ったままの状態で複数人が同時に通過できるため、検査待ちの行列ができないのが特徴です。
AIの学習によりスマートフォンや時計などの身の回り品と、刃物や銃、爆発物などを見分けて瞬時に通知します。オプションで顔認証システムを組み合わせることもできるので、ブラックリストの人物を登録して検知することも、施設に入場した人数や属性等をデータ収集することも可能です。
通過するだけという手軽さで通行者の負担を最小限に抑えつつ、他の対策と比べても高いセキュリティチェックができるので、商業活動を邪魔することなく施設の入り口で危険物や危険人物を排除できます。
米国ではスタッフと患者を守るために医療施設でも導入がすすんでいます。
見えない不安を安心に変えるコーティング
インフラの向上で、人も物も短時間のうちに世界中のどこへでも移動することができる便利な世の中になりました。その反面、人や物と共に感染症などの見えない不安も拡大しやすくなっています。
コロナの影響で閉じていたインバウンド観光も徐々に緩和され、日本でも大規模なイベントが多く予定されており、今後は世界中の多くの人が来日することが予想されています。
経済回復につながる観光事業の回復は喜ばしいものの、感染対策については引き続き気配りが必要です。
不特定多数の人が触る場所をその都度除菌することは難しいものです。しかし、付着した細菌やウイルスが繁殖しないようにすることができれば感染リスクが低減できます。それを実現したのが光触媒成分を利用した抗菌・抗ウイルス・コーティングです。
2009年、ナスクインターナショナルは新型インフルエンザ流行時に開発を進めていた抗菌・抗ウイルス・コーティング剤「メディカルナノコート」を接触感染対策として関西国際空港に初提供。コーティングによる対策が日常的・一般的なものになることで感染流行の際の被害が少しでも抑えられることを願い、改良を重ねながら10年以上、抗菌抗ウイルスの製品・サービスを提供し続けています。
一度コーティングすると環境中の感染リスクを持続的に軽減できるため、除菌などの作業負担が軽減されます。
関西国際空港でのコーティング作業の様子
抗ウイルス・コーティングを防災備蓄してみませんか?
同社の抗菌・抗ウイルススプレーと簡易キットは共に、研修は不要。ボタンを押すだけで塗布でき誰でもすぐに抗菌・抗ウイルス・コーティングを実施できます。さらに、子どものおもちゃ等にも使用できる安全な製品です。
これまで大がかりな機材の持ち込みなどにより専門業者による施設コーティングが難しかった施設等での有効活用が期待できます。
その中で特におすすめしたいのが人々が密集し、空間を共有する避難所です。
地震や台風、洪水といった自然災害では、人為災害や有害物質による汚染災害よりも、感染症が二次災害として多発・流行する危険性が高いことが経験的に知られています。水の不足による衛生環境の悪化が大きな問題となります。飲食物とは別に、衛生的な環境の構築に必要な機材や薬剤の備蓄も重要課題となります。
抗菌・抗ウイルススプレーと簡易キットは水溶性の液剤で可燃物ではありません。また、除菌剤等と比較して少ない液量で広い面積をカバーすることができます。この2つの特長から、備蓄品に適しています。
簡易キットとスプレー缶
お問合せ
ナスクインターナショナル株式会社
電話:03-6455-4441 メール:kouhou@nasc-group.com